2012年10月29日月曜日

検診の大切さ

こんにちは
副院長の尾見です

昨日、婦人科の健康診断に行ってきました。
男性の方は余り分からないかと思いますが、乳癌と子宮頸がんの検診です。

年に1回、今くらいの時期に受けています。

普通の健康診断は春に受け、後日届けられた結果に呆然とし・・・・
次の春の検診こそは!と決意を新たにすること数年(苦笑)

さて、婦人科検診。
とても思い入れのある検診なのです(変な表現なのですが)

というのは、、、
1年半ほど前に遡ります。
大学から送られてくる同窓会誌の訃報欄に後輩の名前がありました。
30歳ほどの若さ。
スラッと背が高く、エキゾチックな顔立ちの美人な後輩でした。

「ユキ先生〜」
って呼んで貰っていたのを凄く覚えていたので、大学に残る同級生に、何故亡くなってしまったのか聞いてみました。

「婦人科系の癌で亡くなったみたいだよ」

との答えが。

何よりも亡くなった後輩本人が一番悔しい思いをしていたと思います。
歯科医師としても、ある程度の技術が身につき、これから、という時だったし。

「もっと早く受診していれば」
「検診を定期的に受けていれば」

と、後悔してからでは遅いことが多くあります。

検診や早めの受診で防げたり、最小限の治療で済むことが多い今の医学。
特に子宮頸がんに関しては、ワクチンも出てきました。

自覚症状がなくても、静かに小さく、何かが蝕んでいる可能性が・・・・

口の中の事も同様に、痛みがなくても検診を受けることで、
小さな虫歯が見つかったり、歯肉が軽く炎症を起こしていたり。
最小限の治療で治すことができます。
何か症状が出てしまってからだと治療に時間がかかったり、侵襲が大きかったりします。
私も、患者様へは出来るだけ最小限の治療をしたいと思っています。

もっと気軽に
「検診」
を受けて頂きたいなぁ


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